挨拶、感謝、そして笑顔

ドイツに滞在して、あと3日で1か月が経とうとしています。
私は殆どドイツ語も英語も話せませんが、そんな私でもドイツで1か月過ごして、何なら賃貸も自ら契約しました。

これは間違いなく、ドイツ人が親切にしてくれているからです。 本当に感謝・・・
ドイツでは、挨拶、感謝、そして笑顔が日本のそれらよりはるかに優れています。たまたま通りがかったコンビニに入る際、店員に挨拶する日本人なんて見たことがありません。しかし、ドイツではどんな商店でも、レジの店員さんにさえも挨拶します。素晴らしい。普段から笑顔で挨拶していれば、別件で声をかける際、幾らか心の負担が減るように感じます。私が小学生の時に、「あいさつをしましょう」と教わって、当初は登下校中に合う大人たちに挨拶をしていたにも関わらず、周りの大人同士が全然挨拶し合わないのを見て、恥ずかしくなって挨拶を辞めてしまったのを覚えています。外国人になった私にとって、周りのドイツ人同様に笑顔で挨拶し合うことは、ここに居ても良いのだという安心感を覚えるのに非常に重要なことです。私も毎日、挨拶しています!

さて、この3つさえ早期に習得すれば、困っていれば親身に相手してくれる人が格段に増えますし、前述のようにお店でもドイツ人並みに丁寧に(普段通りに?)接してもらえます。逆に1つでも欠かすと、厄介な外国人扱いされて、非常に粗末な対応が待っています。

朝は Morgen! それ以外は Hallo!
何かしてもらったら Danke, / Danke schön.
別れ際には Tschüs! / Tschau!
全て、相手の目を見て笑顔で、いつもより少し大きめの声で言うように心がけています。

今の課題としては、別れ際のもう一声・・・
日本では、良い週末を! とか、 良い旅を! とか、 良い夜を! とか、特別な時に使うフレーズであって、毎日のように使う言葉ではありません。
ところがドイツでは、ほぼ毎日言います。 私はこれに対する反応がとても遅いことを課題に感じています。どんなに途中まで良くても、終わりがイマイチだと、その印象が強く残ってしまうものです。住まいを見つけて、これからしばらく同じ地域に住もうとしているので、せめて、”喋れないけれども愛想だけは良いヤツ”になれるよう、別れ際のもう一声をまずは磨いていきます!(笑)

それでは、皆さま、ごきげんよう。

学生時代に、群馬大学メサイア管弦楽団・合唱団でチェンバロに出会ったことをきっかけにチェンバロを始めました。現在は地域を超えて様々な人にチェンバロの魅力を届けられるよう研鑽に励んでいます。

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